【電動式昇降デスク】流行りのスタンディングデスク FLEXISPOT を買って組み立ててみた

FLEXISPOT EJ2

最近(もう最近でもない?)流行りのFLEXISPOTのスタンディングデスクを自宅に導入してみました。仕様や組み立て方、使ってみた感想などまとめていますので、気になっている方はぜひ読んでみてください。

購入に至った理由

仕事で1日中座りっぱなし、なんてことも多いのでスタンディングデスク、ずっと気にはなっていました。ただ一度調べたんですが、結構いいお値段するんですよねー…。

というわけで買うのをためらっていたのですが、Amazonのセールで1万円ちょっと値下がりしていたので思い切って買ってみました。

FLEXISPOTにした理由については、よく名前を聞いていたからです。名前をよく聞く=売れている=品質は間違いないだろう、という安直な考えでした。笑

あとはyoutubeなんかでもよく紹介動画が上がっていたので、もし不都合があっても解決しやすいかな、と思ったのもあります。

仕様について

調べてみたら色んな型式がありましたが、結果、自分はEJ2を購入しました。せっかくなので調べてみた内容をまとめます。購入しようと思っている人はぜひ参考してください!

脚の種類

現行モデルを確認したところ、基本的にはH型(横から見た際、ちょうど真ん中に脚が来る)です。E7 Proだとコの字型(机の奥側に脚が来る)があるようでした。

また、E7Lというモデルのみ、L型の天板に対応しており、左右で足の長さが異なります。

耐荷重等によって脚の太さや段数が少し異なるようですが、そこまで大きなデザイン的な違いはないため、コの字型が良い!、L字のデスクにしたい!、という場合以外はあまり気にする必要はないでしょう。

昇降機能

昇降機能ですが、まず大きく電動と手動のものがあります。手動は現行モデルではH1のみです。電動に比べて大幅にお値段が抑えられているため、電動機能が不要という方はこちらを選ぶと良いでしょう。

電動の場合、シングルモーターとデュアルモーターがあります。デュアルはその名の通り、2個のモーターがついており、その分耐荷重も大きくなっています。PC等の重いものをデスク上に配置する予定の人は、デュアルモーターの方を選ぶと無難かと思います。

耐荷重を考える際、天板の重さを含め忘れないように注意してください

また、シングルよりデュアルの方が動作速度が速いようです。(参考:EG1(シングル)25mm/s、EJ2(デュアル)32mm/s)

昇降範囲もモデルにより異なります。使用している椅子や自分の身長に合った高さにできるような範囲のものを選びましょう。それぞれ最高高さ・最低高さは下表参照。

モデル名 E8・E7 Pro E7L・E7 EJ2 EF1・EG1・H1
最低高さ 60cm 58cm 69cm 71cm
最高高さ 125cm 123cm 118cm 121cm

適した机の高さについては、Googleで調べると色々出てきます。身長を入力するだけで簡易的に計算してくれるサイトもあるので参考にし、自分に合ったデスクの高さを見つけましょう。

重さもそうでしたが、デスク昇降範囲をチェックする際、天板の厚みも考慮に入れてください。上記昇降範囲はあくまで脚のみの高さです。上記高さ+天板の厚みがデスク高さになります。

上記サイトで計算すると、自分の場合の適性デスク高さは75cmでした。EJ2以下のモデルの調整範囲で十分足りそうだったので、とりあえずそれ以下のモデルで選ぶことにしました。

対応天板サイズ

対応天板サイズもモデルによって異なります。天板も合わせて購入する場合は特に気にする必要はありませんが、天板のみ別途購入し取り付けを考えている方は要注意です。

買ったはいいけど天板がデカすぎて不安定、もしくは小さすぎて脚がはみ出る…といったことの無いよう、対応サイズはきちんとチェックし、適したモデルと天板を選びましょう。

自分はすでに天板を持っていたため、そちらを流用しました。サイズは 150cm x 65cm。EF1、EG1、H1だと横幅が対応サイズを超えてしまうため採用不可。というわけで、昇降機能で検討した結果と合わせて、自分は最終的にEJ2を選びました。

もともと使っていたかなでものの天板。今回はこちらを流用しました。

操作パネル・その他機能

電動タイプの操作方法には、タッチパネル式とボタン式があります。また、その他機能として、高さのメモリー機能や障害物検知機能、操作パネルにUSBがついており充電ができるものがあります。

ただ、これらの機能はモデルによって決まっており、自由には選べません。そのため、まずは昇降範囲や天板サイズで選び、最後に選択肢があれば選ぶ程度で良いでしょう。

EJ2の操作パネル。タッチパネルかつメモリー機能有りのため、適正高さへすぐに合わせることができます。

仕様まとめ

上記で記載した仕様以外にも下表にまとめてみました。すべてHPに載っているデータですが、購入する際の参考にしてみてください。

自分が購入したEJ2は公式HPによると販売終了とのことでした。2022/9/18時点ではAmazonに在庫はあるようでしたので、購入を考えている方はお早めに。

モデル名 値段 脚形状 対応天板サイズ 脚幅 昇降範囲 耐荷重 モーター 操作パネル その他機能
E8 \66,000 工字型 幅120~200cm 奥行60~80cm 110~190cm 60~125cm 125kg デュアル タッチパネル USB有 メモリー機能 障害物検知
E7L \59,730 工字型 幅140~200cm 奥行60~80/90~110cm
※L字天板用
135~190cm 58~123cm 125kg デュアル タッチパネル メモリー機能 障害物検知
E7 Pro \55,000 コの字型 幅120~200cm 奥行60~80cm 110~190cm 60~125cm 100kg デュアル タッチパネル USB有 メモリー機能 障害物感知
E7 \51,700 工字型 幅120~200cm 奥行60~80cm 110~190cm 58~123cm 125kg デュアル タッチパネル メモリー機能 障害物検知
EJ2
※販売終了
\39,600 工字型 幅120~200cm 奥行60~80cm 110~180cm 69~118cm 100kg デュアル タッチパネル メモリー機能 障害物検知
EF1 \28,600 工字型 幅100-160cm 奥行50-80cm 85~129cm 71~121cm 70kg シングル ボタン メモリー機能 障害物検知
EG1 \25,300 工字型 幅100~160cm 奥行50~80cm 85~129cm 71~121cm 70kg シングル ボタン
H1 \19,800 工字型 幅100~160cm 奥行60~80cm 85~129cm 71~121cm 70kg 手動

組み立ててみた

というわけで注文したEJ2が届いたので、組み立ててみました。

内容物

箱に入って到着。公式サイトにも重さの記載はありましたが実際持ってみるとやっぱ重い…。(EJ2で28kgほど)

パーツは写真の通り。そこまで分割されているわけでもなく、組立自体はすぐにできそうです。

EJ2 内容物一式

脚の組み立て

とりあえず、脚を組み立てます。まずは折り畳み式の机のように脚を起こして固定します。

脚は組み立て済。折り畳み机のように起こすだけです。

天板を固定するためのパーツも、同じビスで同時に固定されるので、このタイミングで取り付けます。

天板との固定パーツ差し込み後
起こした脚とまとめてビスで固定します。

続いて床接地面のパーツの取付。ビス4本で取り付け。

こちらはビス4本で固定します。反対側も同様。

脚幅を天板サイズに合わせるため、ビスを緩めて調整します。

脚幅調整のため、ビスを緩めます。
内側4本は外します。外側4か所は通常のビスと見た目が違いますが、こちらも緩めないと動きません。
すべて緩めると、上記のように脚幅が調整できます。

脚幅は天板と合わせて最終調整するので、緩めた状態で続いては天板側の準備です。

天板の準備

付属品に通常の木ねじがあり、通常はそれで天板と脚を固定します。

が、今回はあとで外せるように、鬼目ナットとビスを使って固定する方法にしました。ちなみに前まで使っていた脚も鬼目ナットとビスで固定していました。後々外せたら引っ越しの時とか便利ですよね。

まずはナットのサイズ選定から。取説によると付属のねじはST4.2だそう。調べてみたところ、だいたいM4くらいのサイズでした。

同じサイズであれば緩すぎたり、逆に大きくて穴に入らない、ということはないと思うので、今回はM4サイズの鬼目ナットビスを使用することにしました。(どちらもAmazonで購入できます。)

鬼目ナットは長さ10mm、ビスの長さは15mmのものを使用しました。鬼目ナットの方が短いですが、脚側の厚みもあり、ビスが余って固定できない、ということもありませんでした。

今回購入したビスと鬼目ナット。ビスはトラスコ、鬼目ナットはムラコシのものを購入。

まずは鬼目ナットの位置決めのため、先ほど組み立てた脚を天板に乗せて幅を決めます。

天板に脚を乗せます。
図りながら位置を決め、マーカーで固定穴の位置に印をつけます。
印の位置に穴を空けた様子。

印をつけた箇所に穴あけ。下穴サイズは鬼目ナットのサイズによって決まっています。大きすぎると鬼目ナットが固定されず、逆に小さすぎると天板の割れにつながるので注意です。

今回購入したムラコシの場合、HPに参考下穴径が載っているため参考にしてください。

また、深く開けすぎると天板を貫通してしまうため、ドリルに目印をつけて掘りすぎないようにしましょう。

穴をあけ終わったら、次はボンドを付けて、六角レンチで鬼目ナットを埋め込んでいきます。意外と固いです、、、六角ネジをなめないように注意しましょう。

空けた穴にボンド注入。
六角レンチで鬼目ナット取り付けていきます。
鬼目ナット取り付け後。これは下穴が深く、埋め込みすぎな例。

この調子で全部の位置に鬼目ナットを埋め込んでいきます。終わったらボンドが乾くまで少し待って準備完了です。

脚と天板の接続

すべての鬼目ナットを取り付けし、天板の方は準備完了。いよいよ天板と脚の接続です。

ビスで天板と脚を固定。
中心部のビスも忘れずに。脚幅調整用のビスは後で締めるのでこのままでOKです。

操作パネルも忘れずに取り付けます。同じサイズのビスと鬼目ナットで取り付け可能です。

操作パネル裏。

ケーブルの接続

脚と操作パネルと取り付け終わったら、最後はケーブルの接続です。といってもそこまで多くないのですぐ終わります。

モーター・操作パネル用ケーブル
電源ケーブル
ケーブル接続後、ケーブルスペースにまとめる。

最後にケーブルスペースの蓋を閉めます。

ケーブルスペースの蓋を閉めた様子。
脚幅調整の時に緩めたビスで蓋を固定します。

いよいよ完成!

と、いうわけで長かったですがいよいよ完成です!

脚を固定した後、ひっくり返すのが非常に困難でした…。一応1人でできましたが、2人以上で行うことをお勧めします。

ひっくり返した後。昇降も問題無し。ぐらつき等もなく良い感じです。

PC・モニター等を設置して、スタンディングデスクライフを満喫したいと思います。

まとめ

今回は流行りのスタンディングデスクを購入し、導入してみた様子を記事にしてみました。

組立は非常にシンプルで、特に迷うことはありませんでした。(今回は天板を鬼目ナットで固定したため、少し手順が増えてしまいましたが…。)自分で組立できるかな…と思っている方は特に心配しなくても大丈夫だと思います!

モーターのユニット等も付いており、非常に重いのでできれば2人以上での組み立てをおススメします。

色々なモデルの比較も載せておりますので、これから購入する方は是非参考にしてみてください!

商品紹介

Posted by Rinemo